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中日新聞掲載の大学記事

2016.05.13

東海テレビ杯中部学生ゴルフ 中部学院大 光田V トップ杯東海クラシック出場権獲得

 第37回東海テレビ杯争奪中部学生ゴルフ選手権は11、12の両日、愛知県の三好CC西コース(男子7300ヤード、女子6045ヤード、パー72)で男子46人、女子26人が参加して36ホールストロークプレーで行われ、男子は光田智輝(中部学院大3年)が2オーバーで優勝、今秋のトップ杯東海クラシックの出場権を獲得した。女子は松田唯里(福井工大4年)が芦沢衣里(愛大2年)をプレーオフで破り、4連覇を決めた。

■中日クラウンズの悔しさ晴らすぞ 2オーバー「上がりが苦手じゃダメ」

 春の中日クラウンズに続いて秋のトップ杯東海クラシックの推薦出場をゲットした光田は開口一番、「中日クラウンズの悔しさを東海クラシックで晴らしたい」と言った。どちらかといえば無口で静かなタイプの光田がこう言うのだから、よほど悔しい思いをしたのだろう。

 中日クラウンズ初日、光田は14番までパープレーで回っていた。ところがそこからの4ホールをボギー、ダブルボギー、ボギー、ボギーの5オーバー。2日目も82をたたき、17オーバーで予選落ち。「悔しかった。あんなに悔しい気持ちは初めてでした」と振り返る。試合の前には練習をしていたが、試合直後に練習場に駆け込んだのは初めてだったという。

 「でも、それで、プレー後の練習の方が効果があることも知った」と笑う。2日間、ともに1オーバーの73。「もっとアプローチを磨かないとだめですね。クラウンズで一緒に回ったプロはやっぱりアプローチがうまかった」。振り返れば、2日間ともバーディーの数よりボギーが1個上回った。2日間のトータルは5バーディー、7ボギー。「2日間とも18番がボギー。上がりが苦手じゃダメですよね」。そう上がりに弱くちゃ、クラウンズの雪辱なんかできっこない。

 (児玉光雄)

(2016年5月13日 中日スポーツ13面より)
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