四日市市萱生町の四日市看護医療大と大学院の学位記授与式（卒業式）が、市内のホテルであり、１２０人が門出を迎えた。

　丸山康人学長が「人や学問、美を愛する豊かな人間への成長を追い求めてください」とあいさつ。学部生１１２人を代表して池田元寛さん（３０）＝名古屋市＝が「学んだ知識と技術を社会のために実用していく」、社会人の修士生８人を代表して川島好子さん（５４）＝鈴鹿市＝が「母校を誇りに、それぞれの分野で精進し、努力していく」と答辞を述べた。

　大学によると、就職を希望した学部の卒業生全員が、看護師や保健師として県内外で働く。（吉岡雅幸）

（2016年3月12日　中日新聞朝刊鈴鹿亀山版より)