関市桐ケ丘の中部学院大硬式野球部の部員９０人が、県内の少年野球チームに所属する小学生を指導する野球教室が１日、大学近くの桐ケ丘球場であった。

　少年野球の指導者有志でつくる「少年勇気倶楽部」が、子どもたちの技術向上やチーム間の交流を目的に年１回実施し６回目。この日は県内２０チームから２５０人が参加した。

　子どもたちはグループに分かれ、ボール回しやキャッチボールなど基本に重点を置いた練習に取り組んだ。ゴロを捕って素早く送球する練習では、部員が実際に足や体の運びをやって見せながら指導。うまくできると「今のリズムで良いよ」と褒めたりハイタッチをしたりしていた。（織田龍穂）

（2015年2月2日　中日新聞朝刊12面より）