椙山女学園大生活環境デザイン学科の卒業展が１３日、千種区の星が丘キャンパス大学会館で始まった。１５日まで、入場無料。
　デザイン学科では、被服、内装・家具、建築・住居の三分野を研究。１５０人の４年生は卒業展で研究室ごとに分かれて、作品や模型、論文など計１２０点を展示している。

　学生たちは５０年前と現在、５０年後の星ケ丘の姿を描いた模型、トイレのある方向や滑面注意とデザインしたマンホールなどを出展。父親用と母親用の親子トイレを備えた東山動植物園のトイレ設計案もある。

　蟹江あゆみさん（２２）と原田真里さん（２２）は、中古住宅を評価する基準を研究した論文を発表。「できるだけの研究をしてきました。模型も楽しいけど、論文もぜひ読んで」と話していた。

（2009年2月14日　中日新聞朝刊市民版より）