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2014.09.12
「研究の道 興味湧いた」 県工生 先端大を見学 SPH指定 人材育成で連携
県立工業高校(金沢市)4学科の1年生161人が11日、能美市の北陸先端科学技術大学院大を訪れ、研究センターなどの施設を見学した。(世古紘子)
同校は本年度、専門分野の第一線で活躍する人材を育てる国の「スーパー・プロフェッショナル・ハイスクール(SPH)」に指定され、同大や金沢工業大、東京大が連携機関になっている。見学は高度研究機関に関心を持ってもらう目的で実施。生徒は図書館やギャラリーほか、所属学科の系統別に分かれて情報社会基盤研究センターやナノマテリアルテクノロジーセンターを見学した。
このうち情報社会基盤研究センターでは、生徒がスーパーコンピューター(スパコン)やサーバー室を見学。スパコンで処理した結果を3Dで見られる「多面立体視表示システム」も体験し、4面のスクリーンに映された鼻の穴から肺へ空気が流れる映像を、3D眼鏡を掛けて観察した。
電子情報科の高瀬康祐君(16)は「3D映像は迫力があった。見学して研究の道にも興味が湧いた」と話していた。
北陸先端大は教授や学生らを講師として同校に派遣するほか、高校教諭を研修で受け入れる。
(2014年9月12日 北陸中日新聞朝刊加賀総合版より)
同校は本年度、専門分野の第一線で活躍する人材を育てる国の「スーパー・プロフェッショナル・ハイスクール(SPH)」に指定され、同大や金沢工業大、東京大が連携機関になっている。見学は高度研究機関に関心を持ってもらう目的で実施。生徒は図書館やギャラリーほか、所属学科の系統別に分かれて情報社会基盤研究センターやナノマテリアルテクノロジーセンターを見学した。
このうち情報社会基盤研究センターでは、生徒がスーパーコンピューター(スパコン)やサーバー室を見学。スパコンで処理した結果を3Dで見られる「多面立体視表示システム」も体験し、4面のスクリーンに映された鼻の穴から肺へ空気が流れる映像を、3D眼鏡を掛けて観察した。
電子情報科の高瀬康祐君(16)は「3D映像は迫力があった。見学して研究の道にも興味が湧いた」と話していた。
北陸先端大は教授や学生らを講師として同校に派遣するほか、高校教諭を研修で受け入れる。
(2014年9月12日 北陸中日新聞朝刊加賀総合版より)