松阪市久保町の三重中京大短大部こども学科の２年生が２３日、同市川井町の松阪コミュニティ文化センターで、自作のミュージカル「輝く宇宙を共に歩もう」を上演した。１１５人が参加し、集まった家族連れらを魅了した。

　保育士などを目指す学生たちは、子どもを引きつける表現力などを培おうと、毎年創作ミュージカルに取り組んでいる。今年のテーマは「環境」。脚本や美術に加えて、衣装や音楽などもすべて自分たちで手掛けた。

　物語では、地球人の子どもたちが、動物や妖精と協力して、人間が環境を破壊した星々の姿を元通りにしていくさまを描いた。

　出演者たちは、力のこもった歌や躍動感あふれる踊りを披露し、会場から盛んな拍手を受けていた。（我那覇圭）

（2008年12月24日　中日新聞三重10面より）