長良川鉄道（関市）と岐阜女子大（岐阜市）は６月９日、列車内で学生から栄養学の解説を受けながらティータイムを楽しむ企画列車「スイーツ列車」を運行する。

　家政学部健康栄養学科の土屋ひろ子准教授のゼミの４年生８人が運営。糖質が少なく栄養価が高い大豆粉に着目し、美濃市内の洋菓子店に依頼してキャラメルソースやクルミを合わせたケーキを考案。参加者は車内で味わい、学生が小麦粉と大豆粉の栄養価の比較、お茶やコーヒーの成分の体への作用を解説する。

　担当する宮西美緒さん（２１）は「普段使わない粉だが、栄養価の高さを知って選択肢に入れてほしい」と意気込んでいる。

　午前９時半に関駅に集合し、貸し切り列車で郡上八幡駅に向かう。乗降自由の切符付きで中学生以上３０００円、小学生２０００円。締め切りは６月５日。問い合わせは、同鉄道＝電０５７５（２３）３９２１＝へ。（松崎晃子）

（2013年5月27日　中日新聞朝刊広域岐阜版より）