■中日・鈴木がサプライズ登場

　愛知大学野球リーグ、中部大の堀田崇夫新監督（３８）と、退任した善久裕司前監督（５５）を激励、慰労する会が２日、名古屋市内のホテルで開かれた。

　３２年に渡って野球部を指揮してきた善久前監督が昨秋のリーグ戦後に退き、コーチを１３年務めてきた堀田氏が新監督に就任。会には大学関係者やＯＢら２００人が駆けつけ、中部大から初のプロ野球選手となった中日・鈴木義広投手や、堀田新監督と善久前監督の妻や子どもが登場するサプライズ演出もあった。

　総監督に就任する善久氏は「忙しいなか、集まってくれてうれしかった。次期監督をＯＢから出したのは理想の形。満足している」と笑顔。４月開幕のリーグ戦に向けて、指導に熱が入っている堀田監督は「戦う姿勢に堀田野球の色が出ていると感じてもらえたら」と力強く話した。

（2013年3月3日　中日スポーツ9面より）