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2012.09.25
愛知大学野球 愛院大 勝ち点2 名城大は1勝1敗
愛知大学野球秋季リーグ(中日新聞社後援)第4週第2日は24日、愛知県春日井市の春日井市民球場で1部の2回戦2試合を行い、16安打を放った愛院大が12−3で名商大に連勝し、勝ち点を2とした。名城大は8−4で中部大を破って1勝1敗とした。
愛院大は2−0の5回、大迫の適時二塁打など5安打を絡めて4点を追加。7回には3連打で3点を奪い試合を決めた。名商大は5投手が愛院大打線を止められなかった。名城大は1−1の3回に牧内のスクイズと西田の犠飛で2点を追加。その後も、橋本の適時二塁打などで小刻みに加点した。中部大は6回に清水の3点本塁打で1点差に迫ったが、投手陣が踏ん張れなかった。
■名城大・橋本が 気合のダメ押し
最終学年だからこそ、初心に帰ってプレーする。そう心掛けている名城大の橋本が試合を決定づけた。「次の1点がどうしても欲しくて、気持ちで打った」。優勝に向けて落とせない試合でしっかりと、チームを勝利に導いた。
1点差に詰められた7回1死一、二塁の好機で回ってきた。追い込まれてから真ん中低めの変化球。鋭く振り抜くと、打球は右翼の頭を越えた。この一打などで2点を追加し、試合の流れを取り戻した。
目標の優勝に向け、気合を入れ直そうと、10日ほど前に頭を丸めた。「高校卒業以来、でも緊張感を持って試合ができるのも最後かもしれないから」。そこから不思議と集中力が増している。
チームは勝ち点2を挙げて好調だが、王者愛院大と対戦する最終週まで気が抜けない。「2位じゃなく、1位で(愛知・東海・北陸3連盟の)王座決定戦に進みたい。次も集中していく」。3回戦に向け、気を引き締めた。(宇佐美尚)
◇春日井(1勝1敗)
名城大 102020201―8
中部大 010003000―4
本塁打 清水(部)
◇同(愛院大2勝)
愛院大 100140330―12
名商大 000020010―3
本塁打 浜内(院)
(2012年9月25日 中日新聞朝刊24面より)
愛院大は2−0の5回、大迫の適時二塁打など5安打を絡めて4点を追加。7回には3連打で3点を奪い試合を決めた。名商大は5投手が愛院大打線を止められなかった。名城大は1−1の3回に牧内のスクイズと西田の犠飛で2点を追加。その後も、橋本の適時二塁打などで小刻みに加点した。中部大は6回に清水の3点本塁打で1点差に迫ったが、投手陣が踏ん張れなかった。
■名城大・橋本が 気合のダメ押し
最終学年だからこそ、初心に帰ってプレーする。そう心掛けている名城大の橋本が試合を決定づけた。「次の1点がどうしても欲しくて、気持ちで打った」。優勝に向けて落とせない試合でしっかりと、チームを勝利に導いた。
1点差に詰められた7回1死一、二塁の好機で回ってきた。追い込まれてから真ん中低めの変化球。鋭く振り抜くと、打球は右翼の頭を越えた。この一打などで2点を追加し、試合の流れを取り戻した。
目標の優勝に向け、気合を入れ直そうと、10日ほど前に頭を丸めた。「高校卒業以来、でも緊張感を持って試合ができるのも最後かもしれないから」。そこから不思議と集中力が増している。
チームは勝ち点2を挙げて好調だが、王者愛院大と対戦する最終週まで気が抜けない。「2位じゃなく、1位で(愛知・東海・北陸3連盟の)王座決定戦に進みたい。次も集中していく」。3回戦に向け、気を引き締めた。(宇佐美尚)
◇春日井(1勝1敗)
名城大 102020201―8
中部大 010003000―4
本塁打 清水(部)
◇同(愛院大2勝)
愛院大 100140330―12
名商大 000020010―3
本塁打 浜内(院)
(2012年9月25日 中日新聞朝刊24面より)