高浜市の高浜エコハウスで１９日、メークモデル体験講座が開かれ、平均年齢７３歳の女性１９人が華やいだ雰囲気の中、本格的な化粧を楽しんだ。

　メークは、日本福祉大高浜事業室が主催するメークボランティア養成講座の受講生３１人が担当した。受講生は５月から実技などをプロから学んでおり、今回の実践は学習の集大成だ。

　モデル役の女性と会話しながら、明るめのフェイスパウダーや淡い色の口紅を使って手際良く化粧を施し、アロマオイルを使ったハンドマッサージもサービスした。

　モデルになった女性たちは「顔のストレッチや、指先で化粧品を塗っていく方法は自宅でも簡単にできそう」「顔色に合うよう、口紅を何色も混ぜて使うやり方は参考になった」と笑顔で感想を話した。

（2008年8月20日　中日新聞朝刊西三河版より）