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お知らせ  2026.05.26

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西尾の推し情報 若い視点で発信 市と愛知大が包括協定

協定書を手にする中村市長(右から2人目)と広瀬学長(同3人目)。学生が持つぬいぐるみは愛知大創業者を模したキャラクターKIICHI(キイチ)くん=西尾市役所で

協定書を手にする中村市長(右から2人目)と広瀬学長(同3人目)。学生が持つぬいぐるみは愛知大創業者を模したキャラクターKIICHI(キイチ)くん=西尾市役所で

■学生が取材→移住サイトで魅力PRへ

 西尾市と愛知大は22日、協力して地域の魅力を発信するため、包括連携協定を結んだ。今後、学生が地域の魅力ある施設や人々を取材し、市が運営する定住移住ポータルサイト「にし推(お)し暮(ぐ)らし」に記事を掲載するなど、具体的な取り組みを進める。(西山輝一)

 同大は地域連携室が中心となり、県内外の自治体や企業と連携し、地域課題の解決を目指す取り組みに注力する。同市出身の学生も約250人在籍していることから、まちづくりや未来を担う人材の育成で協力しようと、大学側が市に打診し、協定締結に至った。同大が自治体などと協定を結ぶのは37例目。

 人口16万8705人(5月1日現在)の同市は農業や漁業が盛んで、ウナギや抹茶、えびせんなど特産品が多く、自動車関連メーカーが集まるものづくりの拠点でもある。一方、少子高齢化で人口が減少傾向にある中、市は西尾への移住を考える人たちに街の魅力を伝えるため、4月にポータルサイトを開設。地域の特色や住まい、子育てに関する情報を掲載している。

 同大との協業の一環で、学生がリポーターを務め、若者目線による西尾の推し情報を発信する。市役所で協定の締結式があり、中村健市長と広瀬裕樹学長が協定書を交わした。

 学生代表として市内に住む地域政策学部(豊橋市)3年の3人も出席。吉弥候部(きみこうべ)実玖さんは地元で7月に行われる西尾祇園祭を挙げ「住民の皆さんが協力し、街全体で盛り上がる。人の温かさが魅力」と話した。藤井彩加さんは「西尾で生活をする中で、こんな場所や食べ物があるんだと日々発見がある」。橋本芽(めい)さんは「実際に西尾で生活したときの雰囲気が伝わるような、リアルな情報を届けたい」と意欲を語った。

 広瀬学長は、今年11月で創立80周年を迎える同大の建学精神「地域社会への貢献」に触れ「地域の発展により、日本全体を活性化させるとの理念。今後も地域活性化に寄与できれば」と説明。中村市長は「若い皆さんの視点をまちづくりに生かしたい。学生にとっても貴重な学びの機会になると思うので、両者でウィンウィンの関係を築きたい」と述べた。

(2026年5月26日 中日新聞朝刊西三河総合版より)
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