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スポーツ  2026.01.22

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特産 チョウザメ料理でお礼 愛知駅伝 豊根村サポートの強豪・名城大生に

キャビアがのったチョウザメのにぎりずしを紹介しながら配膳する森さん(左)=名古屋市天白区の名城大女子駅伝部寮で

キャビアがのったチョウザメのにぎりずしを紹介しながら配膳する森さん(左)=名古屋市天白区の名城大女子駅伝部寮で

■女子駅伝部寮で食事会 「この縁 これからも大切に」

 昨年12月の県市町村対抗駅伝競走大会(愛知駅伝)に出場した豊根村チームを、名城大(名古屋市天白区)の女子駅伝部が練習会を開くなどしてサポートした。村は今月、感謝を伝える食事会を同部の寮で開き、特産の養殖チョウザメを使ったメニューでおもてなし。チーム選手ら4人が訪れ、部員ら16人とともに舌鼓を打ちながら交流を深めた。(後藤優)

 豊根村チームは、2009年から愛知駅伝(町村の部)で最下位が続いている。村は最下位脱出を目指し、駅伝強豪の同大女子駅伝部に支援を要請。同部はチームメンバーらと昨年6月から計3回、練習会を開いた。選手らは部員に走り方のフォームを確認してもらったり、いっしょに走ってペースメーカーをしてもらったりした。

 大会本番の結果は、今回も残念ながら最下位。ただ村教育委員会の山本明弘教育長は「小中学生がよく頑張っていて、練習の成果がでていた」と振り返る。

 18日に開かれた食事会は、同部に感謝の思いを伝え一層の交流を図ろうと村が企画した。村の特産品の魅力を知ってもらおうと、「ロイヤルフィッシュ」という名でブランド化した養殖チョウザメのメニューを用意。村のチョウザメの調理動画を動画サイトに投稿したこともある、鮮魚卸業や飲食店経営「寿商店」(同市中区)の常務、森朝奈さんに調理を依頼した。

 メニューはチョウザメの唐揚げやしゃぶしゃぶ、チョウザメの卵のキャビアがのったにぎりずし。食後のデザートには、豊根村産のブルーベリーを使ったシャーベットも提供した。

 「口の中でキャビアがとけた」「とてもおいしい」。食卓を囲んだ部員らは、口々に感想を言い合ったり、写真を撮ったりしながら料理を楽しんだ。

 「初めて食べるものばかりで、特にキャビアがおいしかった」と同大3年の瀬木彩花主将(21)。「豊根村の人たちには自分たちのほうこそ応援で力をもらっている。これからもお互いに頑張りたい」と笑顔を見せた。

 食事会に参加した豊根村チーム選手の一人、豊根中1年の生徒(13)は、練習会では「動きづくりやフォームを教えてもらえたのがいい経験になった」と振り返った。選手の清川羽菜さん(22)=愛知学院大4年=も、「せっかくの縁を大切に、これからも関わりができたらありがたい」と話した。

(2026年1月22日 中日新聞朝刊東三河版より)
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