受験生らの質問に応じる各大学の担当者ら＝四日市市地場産業振興センターで

　「中部の私立大学・短期大学　大学展」が８日、四日市市地場産業振興センターで開かれた。愛知、三重県内の大学１９校と短大２校がブースを設け、高校生や保護者ら２３４人が訪れた。

　高校生らが関心のある大学のブースを回り、入試担当者から就職実績や授業カリキュラムの説明を受けたほか、入試対策や試験の倍率などを聞いた。ほかに各大学の過去の入試問題の閲覧スペースが設けられ、自宅通いと下宿の費用が比較できるボードなども置かれた。

　大学の魅力を広く知ってもらおうと、愛知県私立大学広報委と中日新聞社が共催。県内からは鈴鹿大（鈴鹿市）と皇学館大（伊勢市）が参加した。

　同級生と３人で参加した鈴鹿高３年の生徒（１７）は「オープンキャンパスでは１校しか見られないが、たくさん比較できるのは助かります」と話した。（轟野乃子）

（2024年9月10日　中日新聞朝刊三重版より）