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学生活動 2024.05.24
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栄の屋上に「ミツバチいっぱい」 養蜂プロジェクト 名学院大生が園児案内

ガラスケースに入ったミツバチを観察する園児たち=栄の名古屋三越栄店で
園児約100人が、都市養蜂を手がける名古屋学院大(熱田区)の学生からミツバチの役割を学習。約2千匹のミツバチが入った巣箱の観察や4月に採れたはちみつの試食、遠心分離機を使ったはちみつ採取を体験した。巣箱を間近で見た年長の園児(5)は「花粉を持ったミツバチがめちゃくちゃいっぱいいた」と驚いていた。
プロジェクトは昨年、かつて遊園地があった屋上の活用策として、名古屋三越と栄店の建物を所有するオリエンタルビル(中区)、同大の3者が始めた。ミツバチは屋上から半径2~3キロ以内を移動し、昨年は約10キロのはちみつを収穫。三越の店内で販売した。
今年ははちみつを使ったスイーツ開発も計画し、約60キロの収量を目指すため昨年の1.5倍となる約3万匹のミツバチを飼育。オリエンタルビルの平松正光専務は「屋上を子どもにとってワクワクする場所にしたい」と話す。(都沙羅)
(2024年5月24日 中日新聞朝刊市民版より)