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大学野球  2024.05.21

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大学野球 愛知春季L 中京大 5季ぶり優勝

中部大に勝利して優勝を決め、歓喜の中京大ナイン=愛知県日進市の名城大グラウンドで

中部大に勝利して優勝を決め、歓喜の中京大ナイン=愛知県日進市の名城大グラウンドで

 春季リーグの1部は20日、愛知県日進市の名城大グラウンドで3回戦1試合があり、中京大が中部大に3-1で勝ち、2勝1敗で勝ち点を4に伸ばし、5季ぶり43度目の優勝を決めた。6月10日から神宮球場などで開かれる全日本大学選手権に出場する。

 中京大は6回、秋山の適時二塁打と川瀬の適時打で2点を先制。9回には加藤麗の二塁打で加点した。中部大は清水智のソロ本塁打による1点に抑えられた。

 2位は中部大、3位が愛院大、4位が名城大、5位が愛工大、6位が愛知東邦大。

▽名城大 3回戦(中京大2勝1敗)
中京大 000002001|3
中部大 000001000|1
(京)安藤、高木-森瀬
(部)原田、肥田-清水智
本塁打 清水智(部)

■昨秋最下位 守備磨き飛躍

 最後の打者を空振り三振に切って取ると、中京大の高木はマウンドで右拳を振り上げ、歓喜の輪ができた。昨秋の最下位から一気に頂点へ。その原動力となったエースは「冬にやった取り組みは間違いじゃなかった。粘り強く戦えた」と誇った。

 今季挙げた8勝のうち、2点差以内が6試合。投手を中心に守備でリズムをつくり、接戦を制してきた。この日も0-0の5回1死一、二塁のピンチで大きな飛球を打たれたが、中堅の秋山が好捕。飛びだした走者を併殺にして切り抜けると、直後の攻撃で2点を挙げた。

 昨秋、最下位に終わり、掲げたテーマは「鰯(いわし)」。「飛び抜けた選手はいない。束になって戦う」と半田監督。夜10時過ぎまでノックを行うなどし、守り勝つ野球を磨いた。投球術を見直した高木は開幕戦で完全試合を達成すると4勝、防御率0.51とチームをけん引した。

 ここ2年は優勝から遠ざかった。雰囲気が悪い時期もあり、チームの一体感づくりに努めた主将の桑原は「神宮に出るしか成功にならない。素直にうれしい」と涙を流した。チームが目指すのは日本一。「守って守る。自分たちの力を出し切る」。地に足を着け、54年ぶりの栄冠に挑む。

(松本貴明)

(2024年5月21日 中日新聞朝刊17面より)

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