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お知らせ 2024.03.31
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愛大法科大学院授業 名市大生履修OKに 法曹養成で部局間協定

署名した協定書を見せる愛大の上田法務研究科長(右)と名市大の野中学部長=東区の愛大車道キャンパスで
愛大法科大学院は2004年度に設立され、1学年20人の少人数教育で、司法試験にこれまで145人が合格し、地域に法曹を輩出してきた。名市大の同学部は「持続可能な開発のための教育」(ESD)に力を入れており、社会学や心理学などを学べる。
協定締結で、愛大の同院1年生向けに開講されている「基本科目」を、名市大の同学部生が無料で履修できる新制度が始まる。憲法や民法など17科目あり、同院に入学すれば、履修を免除される。両者は今後、教育や学生活動の支援などの連携も模索していく。
愛大の上田純子法務研究科長は「人文社会の知識が基盤にあるのは、法曹としても視野が広がり、活躍できる」と期待し、名市大の野中寿子学部長は「非常に高度な授業を受けられる良い機会で、学生のキャリアを広げられれば」と話した。 (鈴木凜平)
(2024年3月31日 中日新聞朝刊市民総合版より)