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スポーツ 2024.02.27
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「星が丘ボウル」の思い受け継ぐ 卓球強豪 愛工大にラケットオブジェ
昨年12月に営業を終了した千種区のボウリング場「星が丘ボウル」の卓球場に飾られていた卓球ラケットを模したオブジェが26日、愛知工業大(豊田市)卓球部に譲り渡された。地域住民に愛された施設を見守り続けてきたオブジェが、県内随一の強豪チームに受け継がれた。
オブジェは発泡スチロール製の2個で、いずれも長さ1.5メートル、幅1メートルほど。シェークハンド型とペンホルダー型のラケットをそれぞれかたどっており、グリップの形の違いなどが細かく再現されている。
星が丘ボウルでは2002年にボウリングのレーン数を100から60に減らす改修があり、生まれたスペースに卓球場がオープン。オブジェは天井からつるされていた。営業を終えた建物の解体を前にオブジェの引き取り手として、昨夏の全日本大学総合卓球選手権団体で男女アベック優勝を果たした愛工大に打診し、快諾を得たことで譲り渡すことが決まった。
星が丘ボウルの運営会社「東山遊園」(千種区)本社で、同社から愛工大にオブジェが引き渡された。東山遊園の水野宏洋社長(45)は「星が丘ボウルの備品を、社内に残すだけでなく地元の方にも託せるのはうれしい」と感謝した。
オブジェは今後、愛工大が参加する日本リーグのホーム戦会場で飾り、4月下旬に同大八草キャンパスで予定するホーム戦でお披露目する。同部男子監督の森本耕平さん(32)は「見栄えがして体育館の中にも飾れる、ちょうど良いサイズ。いろいろな思いが詰まったオブジェでホーム戦を盛り上げられれば」と話した。(芝野享平)
(2024年2月27日 中日新聞朝刊市民版より)
オブジェは発泡スチロール製の2個で、いずれも長さ1.5メートル、幅1メートルほど。シェークハンド型とペンホルダー型のラケットをそれぞれかたどっており、グリップの形の違いなどが細かく再現されている。
星が丘ボウルでは2002年にボウリングのレーン数を100から60に減らす改修があり、生まれたスペースに卓球場がオープン。オブジェは天井からつるされていた。営業を終えた建物の解体を前にオブジェの引き取り手として、昨夏の全日本大学総合卓球選手権団体で男女アベック優勝を果たした愛工大に打診し、快諾を得たことで譲り渡すことが決まった。
星が丘ボウルの運営会社「東山遊園」(千種区)本社で、同社から愛工大にオブジェが引き渡された。東山遊園の水野宏洋社長(45)は「星が丘ボウルの備品を、社内に残すだけでなく地元の方にも託せるのはうれしい」と感謝した。
オブジェは今後、愛工大が参加する日本リーグのホーム戦会場で飾り、4月下旬に同大八草キャンパスで予定するホーム戦でお披露目する。同部男子監督の森本耕平さん(32)は「見栄えがして体育館の中にも飾れる、ちょうど良いサイズ。いろいろな思いが詰まったオブジェでホーム戦を盛り上げられれば」と話した。(芝野享平)
(2024年2月27日 中日新聞朝刊市民版より)