からだごほうび弁当を考案し、店頭で販売する東海学園大の学生たち＝名古屋市西区のマックスバリュグランド名西店で

　管理栄養士などを目指している東海学園大（名古屋市）の学生とイオン系スーパーの「マックスバリュ東海」が共同開発した「コレ食べときゃ～！からだごほうび弁当」が２０日、限定発売された。手軽においしく野菜を摂取できるよう工夫された弁当で、２１日も県内の５５店舗を含む２３８店舗で販売される。　（伊勢村優樹）

■栄養バランス◎　見た目も華やか

　同社は健康的な食生活の提案や、食事バランスを考慮した弁当の総菜を紹介する取り組みをしており、今回の弁当もその一環。昨春から同大健康栄養学部の３年生２５人と開発を進めてきた。

　弁当は１日に必要な野菜料の３分の１が取れるだけでなく、栄養バランスの良さも売り。主菜に魚の白身フライや鶏のソテー、豆腐ハンバーグを入れてタンパク質を豊富に取れる一品に仕上げた。ひじき煮やキンパなど１２種類の料理が入っており税込み５３７円。

　２０日は学生１２人も名古屋市西区のマックスバリュグランド名西店の売り場に立って試食販売。「見た目も華やかにした」などと笑顔で接客した土屋樺乃さん（２０）は「いろんな世代の方に食べてほしい」と話していた。

（2024年1月21日　中日新聞朝刊県内版より）