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学生活動 2023.11.17
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「日展」書道 5人入選の快挙 岐阜女子大生 充実感にじむ
岐阜市太郎丸の岐阜女子大の3、4年生計5人の書道作品が、東京の国立新美術館で開催中の国内最大規模の公募美術展「日展」で入選を果たした。書道部門は8822点の応募があり、このうち入選したのは12.6%の狭き門だった。同じ大学で5人の入選はまれといい、同大でも初の快挙。日展の会期は26日まで。
入選したのは、4年の仁木麻祐子さん(21)、吉田真菜さん(21)、嘉数(かかず)未美さん(22)と3年の友田穂乃香さん(21)、片倉愛美さん(21)。いずれも文化創造学科書道教育コースに所属。授業や書道部で技術を磨いてきた。
夏休み中は、日展への応募に向け、学内の「錬成会」で作品制作に明け暮れた。文字と余白のバランスをとり、抑揚を表現するため、画数に応じて墨の濃さやかすれ具合、文字の大きさなどを試行錯誤。応募作品を仕上げるまでに何枚も何枚も書き、500枚以上書いた学生もいた。
「まだまだ改善点がある」「『この一枚』という作品が出せた」と自分の作品に対する5人の評価はそれぞれだが、入選については「自信がついた」などと笑顔。可児市出身で、県内出身として同大で初めて入選した片倉さんは「理想と実力がかみ合わず、何度もくじけそうになったけど、最後まで粘ってここまで来られた」と充実感をにじませた。(川添智史)
(2023年11月17日 中日新聞朝刊岐阜近郊版より)
入選したのは、4年の仁木麻祐子さん(21)、吉田真菜さん(21)、嘉数(かかず)未美さん(22)と3年の友田穂乃香さん(21)、片倉愛美さん(21)。いずれも文化創造学科書道教育コースに所属。授業や書道部で技術を磨いてきた。
夏休み中は、日展への応募に向け、学内の「錬成会」で作品制作に明け暮れた。文字と余白のバランスをとり、抑揚を表現するため、画数に応じて墨の濃さやかすれ具合、文字の大きさなどを試行錯誤。応募作品を仕上げるまでに何枚も何枚も書き、500枚以上書いた学生もいた。
「まだまだ改善点がある」「『この一枚』という作品が出せた」と自分の作品に対する5人の評価はそれぞれだが、入選については「自信がついた」などと笑顔。可児市出身で、県内出身として同大で初めて入選した片倉さんは「理想と実力がかみ合わず、何度もくじけそうになったけど、最後まで粘ってここまで来られた」と充実感をにじませた。(川添智史)
(2023年11月17日 中日新聞朝刊岐阜近郊版より)