末松信介文部科学相は６日、２０２３年度に学部や大学院などの設置を計画している公私立の大学延べ４５校の認可について大学設置・学校法人審議会に諮問した。答申は８月ごろ。私立大３１校の定員増計画も諮問した。

　学部設置を計画しているのは私立１４校で、京都女子大（京都市）はデータサイエンス学部の新設を申請。公立では、新潟県立大（新潟市）、富山県立大（富山市）、福井県立大（福井県永平寺町）の３校が大学院研究科の設置を申請した。

　学部や大学院などの新設に関する大学設置・学校法人審議会への諮問内容は次の通り＝関係分。（かっこ内は学部・学科・研究科、入学定員、所在地。Ｍは修士課程または博士前期課程、Ｄは博士課程または博士後期課程、Ｐは専門職大学院）

　【私立大大学院の新設】一宮研伸大大学院（看護学研究科看護学専攻Ｍ６＝愛知県一宮市）

　【公立大大学院の研究科新設】福井県立大大学院（健康生活科学研究科健康生活科学専攻Ｄ３＝福井県永平寺町）

　【私立大大学院の研究科新設】名古屋学芸大大学院（看護学研究科看護学専攻Ｍ６＝名古屋市）

　【公立大大学院の専攻設置または課程変更】静岡社会健康医学大学院大（社会健康医学研究科社会健康医学専攻Ｄ２＝静岡市）

　【私立大大学院の専攻設置または課程変更】藤田医科大大学院（医学研究科病院経営学・管理学専攻Ｐ１０＝愛知県豊明市）

（2022年4月7日　中日新聞朝刊28面より）