名古屋商工会議所と名城大は、地域経済発展や人材育成など幅広い分野で連携する包括協定を締結した。

　名商の会員企業と名城大による技術相談や共同研究を円滑にするほか、企業と学生の間の交流や就業体験も推進。まちづくりや観光など地域課題の解決に向けた連携事業もする。

　名商で開かれた締結式で山本亜土会頭＝写真（左）＝と立花貞司理事長＝同（右）＝が協定書を交わした。

　山本会頭は「中小企業の発展に資する新たな取り組みが期待でき、まちづくりや観光の面で心強いパートナーを得ることができた」とあいさつ。立花理事長は「社会の課題やニーズと本学の研究成果をマッチングしたい。将来へ向けともに前進できれば」と応じた。

（2022年3月25日　中日新聞朝刊地域経済版より）