HOME > 中日新聞掲載の大学記事 > イベント
イベント 2022.03.15
この記事の関連大学
英語留学中止 オンライン交流 桜花学園大×インドネシアの大学
新型コロナウイルスの影響で海外渡航や来日の制限が続く中、豊明市の桜花学園大は17日まで、提携するインドネシアのガネーシャ教育大とオンライン上で「バーチャル英語キャンプ」を開いている。両大の英語を専攻する学生約100人が参加し、初日の14日は好きな芸能人や食べ物などの話をして交流した。
桜花学園大の学芸学部英語学科は、1年時に全員が英語圏に約1カ月間、留学するが、コロナ禍で2年連続中止となった。そこで、2017年から日本語学科の留学生受け入れや学生のボランティア訪問などで提携しているガネーシャ教育大に、オンラインでの交流を打診。桜花学園大が日本語学科の学生にオンラインで日本語授業を実施する代わりに、ガネーシャ教育大がキャンプのプログラムを用意することにし、初めて開催した。
4日間のキャンプでは、お互いの文化を紹介し合い、相手の国の文化についてリポートをまとめる。初日は、趣味や映画など15のテーマの部屋に学生たちが自由に出入りし、英語で交流。2年の真野さん(20)は「ゆっくり話しても笑顔で聞いてくれて安心して意見が言えた。大学以外で英語を話す機会がなかったので貴重な経験」と喜ぶ。
様子を見守っていた同学部長の都恩珍(とうんじん)教授は「なかなか話すのは難しいようだが、参加しようという気持ちは見えた。これを機に英語学習のモチベーションが上がるといい」と願っていた。(平木友見子)
(2022年3月15日 中日新聞朝刊なごや東版より)
桜花学園大の学芸学部英語学科は、1年時に全員が英語圏に約1カ月間、留学するが、コロナ禍で2年連続中止となった。そこで、2017年から日本語学科の留学生受け入れや学生のボランティア訪問などで提携しているガネーシャ教育大に、オンラインでの交流を打診。桜花学園大が日本語学科の学生にオンラインで日本語授業を実施する代わりに、ガネーシャ教育大がキャンプのプログラムを用意することにし、初めて開催した。
4日間のキャンプでは、お互いの文化を紹介し合い、相手の国の文化についてリポートをまとめる。初日は、趣味や映画など15のテーマの部屋に学生たちが自由に出入りし、英語で交流。2年の真野さん(20)は「ゆっくり話しても笑顔で聞いてくれて安心して意見が言えた。大学以外で英語を話す機会がなかったので貴重な経験」と喜ぶ。
様子を見守っていた同学部長の都恩珍(とうんじん)教授は「なかなか話すのは難しいようだが、参加しようという気持ちは見えた。これを機に英語学習のモチベーションが上がるといい」と願っていた。(平木友見子)
(2022年3月15日 中日新聞朝刊なごや東版より)