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中日新聞掲載の大学記事

お知らせ  2021.10.09

愛知の2大学が阿南高に推薦枠 阿南町が包括連携協定

協定書に署名した勝野町長(左)と丹羽学長=愛知県一宮市で

協定書に署名した勝野町長(左)と丹羽学長=愛知県一宮市で

 阿南町は、医療や福祉分野などで働く人材育成を目指し、愛知東邦大(名古屋市)、修文大(愛知県一宮市)と包括連携協定を締結した。両大は阿南高校を指定校とし、同校生徒の推薦入試枠を設ける。

 町が大学と協定を結ぶのは今回が初めて。推薦入試の対象となるのは町長の推薦を受け、大学卒業後に地元での就職を希望する生徒に限る。

 修文大学は看護学部や医療科学部など4学部4学科、愛知東邦大では人間健康学部や教育学部など3学部4学科で、来年度から若干名を受け入れる。愛知東邦大は、地元でインターンシップ(就業体験)を実施できるよう支援していく。

 各大学で1日、調印式があり、勝野一成町長、修文大の丹羽利充学長、愛知東邦大の鵜飼裕之学長が協定書に署名した。勝野町長は「町内ではどこも人手不足。大学で知識や社会性などを身に付け、地域に戻って生かしてほしい」と話した。

(2021年10月9日 中日新聞朝刊南信版より)

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