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お知らせ 2021.09.01
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最新研究で解説 一宮の修文大で識者が講演
新型コロナウイルスについて、最新の研究に基づいて解説する講演会が一宮市日光町の修文大で開かれた。同大の教員ら約20人が参加し、専門家の言葉に耳を傾けた。
市立病院の経営などを担う同市病院事業管理者の内藤和行さんが講師を務めた。内藤さんは、新型コロナは潜伏期間が長い上、初期症状も風邪に似ていて分かりにくいことが感染拡大の一因だと指摘。感染者が増えてから対策を取る政府の方針に「時を失している」と警鐘を鳴らした。
感染拡大のもう1つの要因として、変異株の発生も挙げた。強い感染力を持つタイプも見つかっているが「ワクチンの有効性は、若干下がるものの維持されている」と強調。急増する感染への対応については「ワクチンを早く接種し、適正な医療体制を構築する必要がある」と述べた。(猿渡健留)
(2021年9月1日 中日新聞朝刊尾張総合版より)
市立病院の経営などを担う同市病院事業管理者の内藤和行さんが講師を務めた。内藤さんは、新型コロナは潜伏期間が長い上、初期症状も風邪に似ていて分かりにくいことが感染拡大の一因だと指摘。感染者が増えてから対策を取る政府の方針に「時を失している」と警鐘を鳴らした。
感染拡大のもう1つの要因として、変異株の発生も挙げた。強い感染力を持つタイプも見つかっているが「ワクチンの有効性は、若干下がるものの維持されている」と強調。急増する感染への対応については「ワクチンを早く接種し、適正な医療体制を構築する必要がある」と述べた。(猿渡健留)
(2021年9月1日 中日新聞朝刊尾張総合版より)