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イベント 2021.08.28
私落ちてる? VRで錯覚 東区で県内芸術系5大学 デジタル作品展示会
県内の芸術系5大学の学生、卒業生によるデジタルメディア作品の展示会「大名古屋電脳博覧会」が26日、東区大幸南1の市民ギャラリー矢田で開かれている。9月5日まで(月曜休み)。
市文化振興事業団が主催し、県立芸術大、名古屋学芸大、名古屋芸術大、市立大、名古屋造形大の42人・チームが出展。感染症が広がる両生類の世界的な危機を優しい映像で訴えるアニメや、2人で競争しながら楽しめる音楽ゲームなど、創意工夫を凝らしたデジタル映像や仮想現実(VR)体験装置などの作品が展示された。
市立大のメンバーはいずれも、認知科学の視点から錯覚をテーマにした体験型の作品を出展。大学院修士課程1年の元橋洸佐さん(22)は、体を少し傾けただけでも落下するような感覚に陥るVR装置を展示し、人気を集めた。同博士課程1年の佐藤優太郎さん(26)は、カニのイラストに手の指をあてがい動かすとカニと一体化したような錯覚を覚える作品を展示し、「来場した方々の意見も聞き、知見を広げたい」と話した。入場無料。(小島哲男)
(2021年8月28日 中日新聞朝刊市民版より)
市文化振興事業団が主催し、県立芸術大、名古屋学芸大、名古屋芸術大、市立大、名古屋造形大の42人・チームが出展。感染症が広がる両生類の世界的な危機を優しい映像で訴えるアニメや、2人で競争しながら楽しめる音楽ゲームなど、創意工夫を凝らしたデジタル映像や仮想現実(VR)体験装置などの作品が展示された。
市立大のメンバーはいずれも、認知科学の視点から錯覚をテーマにした体験型の作品を出展。大学院修士課程1年の元橋洸佐さん(22)は、体を少し傾けただけでも落下するような感覚に陥るVR装置を展示し、人気を集めた。同博士課程1年の佐藤優太郎さん(26)は、カニのイラストに手の指をあてがい動かすとカニと一体化したような錯覚を覚える作品を展示し、「来場した方々の意見も聞き、知見を広げたい」と話した。入場無料。(小島哲男)
(2021年8月28日 中日新聞朝刊市民版より)