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お知らせ  2021.06.25

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若い世代のワクチン接種 推進へ 春日井市と中部大など協定

協定を結んだ伊藤市長(左から3人目)と竹内学長(同2人目)ら=春日井市松本町の中部大で

協定を結んだ伊藤市長(左から3人目)と竹内学長(同2人目)ら=春日井市松本町の中部大で

 春日井市と中部大(同市松本町)、市医師会、市薬剤師会は24日、64歳以下の市民を対象とした新型コロナウイルスワクチン接種の推進に関する協定を結んだ。同大で締結式があり、伊藤太市長と竹内芳美学長らが協定書を取り交わした。

 協定では、かかりつけ医を持たない若い世代への接種を進めるため、市が同大を接種会場として使用することのほか、看護師資格を持つ同大の教職員や看護学生が、総合保健医療センターや保健センターで実施中の集団接種の支援を行うことなどを定めた。市医師会と市薬剤師会は、同大の接種会場に打ち手やワクチン管理などを担う医療従事者を派遣する。

 市などによると、これまで日曜日に3交代で集団接種が行われていた西部、味美、南部の各ふれあいセンターに代わり、同大が毎週日曜日の集団接種の会場となり、1日当たり1000人の接種が行われる予定。構内の51号館にある食堂(学生ホール)を利用する方向で検討しており、ワクチンは米モデルナ社製を使用する。早ければ8月22日の接種開始を目指すという。

 協定の締結は市が同大に打診した。伊藤市長は「接種希望者全員の11月末までの接種完了に向け、中部大に大変重要な役割を担ってもらうことになる」と期待を示し、竹内学長は「若い世代に限らず、あらゆる世代の接種に貢献できるよう協力したい」と応じた。(小林大晃)

(2021年6月25日 中日新聞朝刊近郊版より)

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