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ハスカップ メレンゲで香る 中部大など開発 実験販売
■春日井の姉妹都市 カナダ・ケローナ産
春日井市とカナダのケローナ市が姉妹都市になってから今年2月で40周年を迎えたことを記念し、中部大国際人間学研究所(春日井市松本町)と恵那銀の森(岐阜県恵那市)、清水屋(春日井市瑞穂通五)が連携して、ケローナ市の農園で栽培されたハスカップを使った「ハスカップメレンゲ」を開発。清水屋春日井店一階の「Wine&Marche Vinos(ワイン・アンド・マルシェ・ヴィノス)」で実験販売している。(磯嶋康平)
学生や市民らからなる交流団を毎年送るなど、ケローナ市との交流促進に力を入れている中部大国際関係学部の羽後(はのち)静子教授が中心となって企画。産業交流を増やすきっかけとして、新たな特産品を作りたいという思いに賛同した恵那銀の森と清水屋が協力し、昨年2月から1年以上をかけて完成させた。
ハスカップはブルーベリーに似た果実で、甘酸っぱい味覚が特徴。目に良いとされるアントシアニンをブルーベリーの3倍も含んでいるほか、ビタミン、ミネラルが豊富で、栽培が盛んな北海道では不老長寿の果物として知られている。ケローナ産のハスカップは、北海道産とロシア産をかけ合わせたもので、糖度が高い一方、酸味は控えめに抑えられているという。
ハスカップメレンゲは一口サイズのメレンゲに、ケローナ産のハスカップをピューレにして加えており、舌の上でとろけるほど食感は滑らか。口に入れると、さっぱりとした甘みと豊潤なブルーベリーに似たフレーバーが広がる。
羽後教授は「ケローナの森の香りを感じてもらうとともに、ハスカップが栄養豊富であることを知ってもらえれば」と話している。今後は、実験販売の結果を踏まえた上で、正式に商品化するかどうかを検討するという。
ハスカップメレンゲは1袋378円(税込み)。90個限定販売で、なくなり次第終了。
(2021年5月21日 中日新聞朝刊近郊版より)
春日井市とカナダのケローナ市が姉妹都市になってから今年2月で40周年を迎えたことを記念し、中部大国際人間学研究所(春日井市松本町)と恵那銀の森(岐阜県恵那市)、清水屋(春日井市瑞穂通五)が連携して、ケローナ市の農園で栽培されたハスカップを使った「ハスカップメレンゲ」を開発。清水屋春日井店一階の「Wine&Marche Vinos(ワイン・アンド・マルシェ・ヴィノス)」で実験販売している。(磯嶋康平)
学生や市民らからなる交流団を毎年送るなど、ケローナ市との交流促進に力を入れている中部大国際関係学部の羽後(はのち)静子教授が中心となって企画。産業交流を増やすきっかけとして、新たな特産品を作りたいという思いに賛同した恵那銀の森と清水屋が協力し、昨年2月から1年以上をかけて完成させた。
ハスカップはブルーベリーに似た果実で、甘酸っぱい味覚が特徴。目に良いとされるアントシアニンをブルーベリーの3倍も含んでいるほか、ビタミン、ミネラルが豊富で、栽培が盛んな北海道では不老長寿の果物として知られている。ケローナ産のハスカップは、北海道産とロシア産をかけ合わせたもので、糖度が高い一方、酸味は控えめに抑えられているという。
ハスカップメレンゲは一口サイズのメレンゲに、ケローナ産のハスカップをピューレにして加えており、舌の上でとろけるほど食感は滑らか。口に入れると、さっぱりとした甘みと豊潤なブルーベリーに似たフレーバーが広がる。
羽後教授は「ケローナの森の香りを感じてもらうとともに、ハスカップが栄養豊富であることを知ってもらえれば」と話している。今後は、実験販売の結果を踏まえた上で、正式に商品化するかどうかを検討するという。
ハスカップメレンゲは1袋378円(税込み)。90個限定販売で、なくなり次第終了。
(2021年5月21日 中日新聞朝刊近郊版より)