「かすがいあそびばマップ」をＰＲする職員＝春日井市役所で

　春日井市は未就学児の保護者向けに、子どもの遊び場として最適な公園や施設を紹介した「かすがいあそびばマップ」（Ａ３判、両面フルカラー）を１万枚作成し、市内の保育園と幼稚園で配布したほか、子育て支援施設に設置した。

　子育て世代に市のお薦めスポットを知ってもらい、定住につなげようと作成。落合公園やあい農パーク春日井、交通児童遊園といった市内２３カ所のスポットを取り上げた。大人でも迷ってしまう迷路の遊具がある篠木公園、長いローラー滑り台を備える長塚公園など、隠れた魅力を持つ公園も多数掲載した。

　作成には、情報発信で連携する名古屋造形大（小牧市）の学生が協力。現地での取材のほか、マップのレイアウトやデザインも担当し、優しげな色合いで親子で楽しめるかわいらしい絵柄に仕上がった。

　観音折りにすると、手で持ちやすいパンフレットサイズになる。市の担当者は「お気に入りの遊び場を見つけて、親子で春日井市を楽しんでほしい」と利用を呼び掛けている。マップは市のホームページでも公開している。（小林大晃）

（2021年4月8日　中日新聞朝刊近郊版より）