協定を結んだ岐阜薬科大の稲垣学長（左）と岐阜医療科学大の山岡学長＝岐阜市大学西の岐阜薬科大で

　岐阜薬科大（岐阜市）と岐阜医療科学大（関市）は１７日、研究や人材育成などで連携する協定を結んだ。

　協定では、研究協力や研究者の交流、研究施設・設備や研究資源の相互利用、薬学実務実習の実施、非常勤講師の派遣の４項目で連携・協力する。

　締結式が同日、岐阜薬科大であり、同大の稲垣隆司学長と岐阜医療科学大の山岡一清学長が協定書に署名した。山岡学長は「多方面にわたって岐阜薬科大の一助になれば」と述べ、稲垣学長は「岐阜の地から世界に発信できる薬学の研究、教育をしていきたい。いろいろな分野で連携できるのは岐阜の地の強み」とあいさつした。（大沢悠）

（2021年3月19日　中日新聞朝刊岐阜総合版より）