「自宅でできるのでぜひ参加して」と呼び掛ける横手准教授＝春日井市松本町の中部大で

　春日井市民病院と中部大は１１月４、２７日の午後１時から、オンラインの子育てセミナーを開催する。新型コロナウイルスの影響で病院などで開く子育てセミナーに参加できない母親の不安解消が狙い。

　普段から母子教室やセミナーを開いている両者が、感染予防のため気軽に外出できず、孤独なまま育児に励む母親の力になろうと共同での開催を決めた。

　セミナーは生後２カ月以降の赤ちゃんと母親が対象。市民病院の助産師によるベビーマッサージと、同大生命健康科学部保健看護学科の横手直美准教授による母親のストレッチを学ぶ。このほか、第１回では同大幼児教育学科講師による子どもの発育に合わせたおもちゃの選び方講座、第２回ではスポーツ保健医療学科助教による誤飲時の対処法などを学ぶ講座がある。

　横手准教授は「助産師や育児のプロに気軽に質問できる時間もあるので、ぜひ参加してほしい」と呼び掛けている。

　申し込み締め切りは、両日参加もしくは第１回のみが１０月３０日、第２回のみは１１月２４日までで、各日先着３０組。専用サイト（https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdkxeeYQ5eVgbEBa9zecEjmPlAtgYi9wqBwxd0X07kQBZxtww/viewform）から申し込む。（問）同大生命健康科学部事務室＝０５６８（５１）５０９７

　（高岡涼子）

（2020年10月9日　中日新聞朝刊近郊版より）