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学生活動  2020.07.03

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ごみ減量20%へ 学生らアイデア 豊明市×桜花学園大 ワークショップ

話し合いの成果を発表する学生ら=豊明市栄町の桜花学園大で

話し合いの成果を発表する学生ら=豊明市栄町の桜花学園大で

 豊明市栄町の桜花学園大で2日、「ごみ減量20%大金星ワークショップ」が開かれ、同大の学生6人がごみに対する意識について話し合った。減量に関心が薄いのは「ごみ出しは親がやってくれるから」といったリアルな意見が飛び出した。(清水大輔)

 市環境課主催。観光学のゼミに所属する3、4年生が参加。アドバイザーとして、市内のごみ収集業者の職員も加わった。

 同市は2019~22年度の4年間で、家庭から出る燃えるごみを20%減量することを目標に掲げている。しかし19年度の排出量は12546トン。市民1人1日あたりでは497グラム排出し、前年比約1.2%減と、目標数値を達成できていない現状がある。若者がごみ問題について考える機会をつくるとともに、市でその意見を取り入れようと大学生を対象として初めて企画した。

 「若者はなぜごみに対して関心が薄いのか」という問いかけに学生は、ごみ出しが親の役目と思っており、「分別の仕方が分からない。全部燃えるごみでしょ」「自分に影響の無い問題だと思っている」など、率直な意見が飛び出した。一方、「ごみ出しのルールを守らない人もいるよね」という問題点も指摘。また市職員からごみ処理に毎年数億円の税金がかけられていることを教えられると、「えっ」という驚きの声が漏れた。

 出された意見は付箋に書き込み、大きな模造紙に貼り付けていく。その様子を見守った根尾文彦教授は「多様な意見が出た。これを機に社会に関心を持ってもらえれば」と語った。

 終了後、参加者の同大4年長田槙さん(22)は「大学に入学して親元を離れてから、ごみについて考えるようになった。ごみ袋に名前を書くなど出し方を変えていく必要はあるかもしれない」と話す。同ワークショップは来週も開催し、ごみ減量への関心を高めるための施策について話し合う予定。

(2020年7月3日 中日新聞朝刊なごや東版より)

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