ネットを通じ、大学を紹介する学生ら＝岐阜市柳津町高桑西の岐阜聖徳学園大羽島キャンパスで

　岐阜聖徳学園大（岐阜市）は２１日、同大への進学に関心を持つ高校生らとインターネットで結びオープンキャンパスを開いた。

　新型コロナウイルス問題を受け、高校生らをキャンパスに集める通常の形式に代えて、開催を決めた。

　事前に収録した大学や入試を紹介する動画のほか、教員による「教師になるための道」と題したライブ講演を配信。有志の学生約４０人が「アドバイザー」として大学生活を紹介した。

　テレビ会議システムを使って、教職員が参加者らの相談にも応じた。「推薦入試の実技試験はどれくらいのレベルか」「試験の項目は昨年と同じか」といった質問が寄せられていた。

　企画の狙いについて、広報課長の筒井哲也さんは「進路を選ぶための情報を、早く正しく伝えたい」と話した。（名倉航平）

（2020年6月22日　中日新聞朝刊岐阜版より）