協定書を交わした松川学長（左）と服部校長＝愛西市の佐屋高で

　佐屋高校（愛西市）と岐阜女子大学（岐阜市）は３月３０日、出前講座などで双方の教育的な連携を高める協定を結んだ。

　家政学部を持つ同大が４月から教員を同高に派遣。保育士を育成するライフコーディネート科の生徒に幼児と言葉に関する知識を教え、紙芝居を制作する出前講座を予定している。学園祭など同大のイベントに高校生を参加させることも検討している。

　この日、同高で調印式があり、服部俊之校長が「専門性の高い教育を通じて、保育士不足という社会的な問題解決に貢献していきたい」とあいさつ。同大の松川禮子（れいこ）学長は「優秀な人材を育てられる機会を得られて喜んでいる」と語った。（深世古峻一）

（2020年4月1日　中日新聞朝刊尾張総合版より）