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お知らせ  2020.02.16

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愛知江南短大 閉学へ 23年春、定員割れが続き

 学校法人・愛知江南学園(江南市)が運営する愛知江南短大が2021年度以降の入学募集を停止し、長期履修(3年間)の新入生が卒業する23年春で閉学することが分かった。

 同短大は江南市内で唯一の大学・短大だったが、少子化や4年制大学志向の高まりなどで定員割れが続き、経営を続けることが難しくなったとみられる。在学者や教員には書面で通知しており、新入生や卒業生にも順次、連絡する。

 同短大は1970年に林学園女子短大として開学。98年に愛知江南短大に改称し、男女共学になった。幼児教育、生活科学、教養など複数の学科があったが、2013年度から現在のこども健康学科のみの募集となった。学生の減少が続き、定員300人に対して19年度の在学者は215人。専任教員は19人。

 伊藤由香学長(56)は取材に「続けていきたかったが残念。閉学までは、学生が安心して授業や資格取得に取り組めるようしっかりサポートしていく」と話した。閉学後の跡地利用については未定という。 (鈴木里奈)

(2020年2月16日 中日新聞朝刊県内版より)

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