２失点で完投した愛院大の荒島＝パロマ瑞穂球場で（志村拓撮影）

　愛知大学野球の１、２部入れ替え戦第１日が２日、パロマ瑞穂球場で行われ、愛院大が４－２で名院大に先勝し、１部残留に王手をかけた。愛院大は先発の荒島竜太投手（１年・東邦）が、９安打を浴びながら２失点で粘り完投。打っては、４番指名打者の河村真緒外野手（２年・同）が適時二塁打２本で３打点。名院大にリードを許さなかった。

■竜１位の後輩・石川に刺激　荒島が２失点完投

　愛院大の左腕荒島は、１日夜に告げられた先発起用に応えて完投。「ストレートが良かったけど、それ以上に９人全員での守りの勝利」と無失策のバックに感謝していた。東邦高出身で、中日から１位指名された石川は１学年後輩。「一緒に頑張ってきた仲間が、プロに進むのはうれしいこと。僕も頑張らなきゃという気持ち」と刺激を受けていた。

▽１回戦
名院大（２部１位）　０００００２０００―２
愛院大（１部６位）　００３０１０００ｘ―４
（名）中津、宮間－藤田
（愛）荒島－太田

（2019年11月3日　中日スポーツ１０面より）