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お知らせ  学生活動  2019.09.17

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日本画の可能性を追求 千種名古屋造形大生の作品展

自身の作品を説明する出展者の桜井さん=千種区今池1の5/Rホール&ギャラリーで

自身の作品を説明する出展者の桜井さん=千種区今池1の5/Rホール&ギャラリーで

 名古屋造形大(小牧市)日本画コースの学生、卒業生17人による作品展「時々刻々」が23日まで、千種区今池1の5/Rホール&ギャラリーで開かれている。

 2年生から大学院生まで在校生10人と30代までの卒業生7人が計73点を出品。岩絵の具、水干絵の具といった日本画特有の顔料だけでなく、水彩、アクリル絵の具や色鉛筆などを取り入れた多様な作品が並ぶ。技法、材料、表現方法を追求し、日本画の新たな可能性を探ろうとする姿勢が感じられる。

 高校時代はペン画を主体に手掛けていたという野村彩乃さんは、強く主張する黒いペン描写の間を顔料で彩色し一見、版画のようにも見える作品を飾った。桜井優英さんは、自分の中にある不安な気持ちを少女とウサギに投影した作品を並べた。

 「時々刻々」のテーマでの展示は4回目。提案者の浜田樹里准教授は「日本画の新たな展開を求め 独自の表現を見つけ出そうと集まったメンバー。筆で生きることの豊かさを表現していきたい」としている。 (小島哲男)

(2019年9月17日 中日新聞朝刊市民総合版より)

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