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アレルギー対応 動物弁当できた 文教女子短大生ら共同開発
愛知文教女子短大(稲沢市稲葉)の生活文化学科食物栄養専攻の学生が、具材を盛り付けて動物を表現したアレルギー対応のユニークな弁当を開発した。各地の動物園や水族館で販売を計画しており、「どんな子でも食べられるので、多くの場所で売ってもらいたい」と意気込む。(牧野良実)
同短大の安藤京子教授(調理学)のゼミに所属する2年生10人が、米穀製品の開発、製造などを手掛ける「名古屋食糧」(名古屋市中村区)とコラボし、卒業研究として実施した。
学生たちは4月から試行錯誤を重ね、パンダやコアラ、ハクチョウなどを表現した5種類の弁当を考案。同短大で25日、同社の社員や大学関係者らにそれぞれの弁当の特徴やセールスポイントを発表した。
パンダをイメージした弁当では、柔らかい毛並みをタラのそぼろで表現。「みんなで一緒のものを食べてほしい」との願いを込め、アレルギー対応の食材だけを使用。ミートボールのつなぎを卵ではなく片栗粉にするなど工夫した。
同短大の山田那奈未さん(19)は「動物園で動物を見た後に買ってもらえるようなお弁当になってほしい」と期待。名古屋食糧の榎木薫さんは「どの弁当も完成度が高く、味もおいしい。工場で大量生産することもしっかり考えられている」と太鼓判を押した。
今後、同社が弁当を取り扱ってくれる動物園や水族館を検討し、商品化を目指す。
(問)名古屋食糧=0586(64)8809
(2019年6月29日 中日新聞朝刊尾張総合版より)
同短大の安藤京子教授(調理学)のゼミに所属する2年生10人が、米穀製品の開発、製造などを手掛ける「名古屋食糧」(名古屋市中村区)とコラボし、卒業研究として実施した。
学生たちは4月から試行錯誤を重ね、パンダやコアラ、ハクチョウなどを表現した5種類の弁当を考案。同短大で25日、同社の社員や大学関係者らにそれぞれの弁当の特徴やセールスポイントを発表した。
パンダをイメージした弁当では、柔らかい毛並みをタラのそぼろで表現。「みんなで一緒のものを食べてほしい」との願いを込め、アレルギー対応の食材だけを使用。ミートボールのつなぎを卵ではなく片栗粉にするなど工夫した。
同短大の山田那奈未さん(19)は「動物園で動物を見た後に買ってもらえるようなお弁当になってほしい」と期待。名古屋食糧の榎木薫さんは「どの弁当も完成度が高く、味もおいしい。工場で大量生産することもしっかり考えられている」と太鼓判を押した。
今後、同社が弁当を取り扱ってくれる動物園や水族館を検討し、商品化を目指す。
(問)名古屋食糧=0586(64)8809
(2019年6月29日 中日新聞朝刊尾張総合版より)