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スポーツ 2022.08.26

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杜若高等学校

杜若高 新設のソフトボール部員ら 五輪金メダリストに学ぶ

ボールを持ちながらのゲームで急停止する部員ら=豊田市の杜若高で

ボールを持ちながらのゲームで急停止する部員ら=豊田市の杜若高で

 東京五輪ソフトボールで金メダルを獲得した元日本代表の渥美万奈さんと峰幸代さんを講師に招いたソフトボール練習会が25日、豊田市の杜若高校であった。4月に新設されたばかりのソフトボール部の1年生11人と市内の中学生8人が、体の使い方や練習のこつを学んだ。

 前半のウオーミングアップでは、日本代表選手が実際に取り入れているストレッチのほか、スキップやサイドステップなど上下や前後左右に素早く体を動かす運動を、実演を交えて紹介した。

 峰さんは「昨日より強い自分、さっきよりいいプレーという意識を持つことが大事」と説明。全速力で走って急に止まったり、減速して曲がったりしながらボールを扱うゲーム感覚のトレーニングもあった。後半は守備や打撃練習も指導した。

 ソフトボール部の目下の目標は西三河大会のベスト4入り。主将(16)は「今までは(ウオーミングアップで)これをやったらどういう点でいいのかを考えずにやっていたが、プレーにつながると聞けたので、そこも追求してやっていきたい」と話した。

 2人は2021年シーズンで現役を引退。1月から「あつみね」コンビで全国を回り、ソフトボールの普及振興に努めている。今回もその一環。(服部桃)

(2022年8月26日 中日新聞朝刊豊田版より)

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