３月に改正銃刀法が施行され、クロスボウ（洋弓銃、ボーガン）の所持が９月から原則禁止になることを知らせる動画を作ったとして、県警は２５日、愛工大名電高校（名古屋市千種区）の情報デザイン部に感謝状を贈った。

　動画は県警の依頼で情報デザイン部が作成し、動画投稿サイト「ユーチューブ」の県警公式チャンネルで公開されている。９月１５日以降に県公安委員会の許可なくクロスボウを所持していた場合に銃刀法違反に当たることなどを、ＣＧを使って伝えている。

　３年の生徒３人が県警本部で、田中浩・生活安全部長から感謝状を受け取った。生徒は「情報を正しく分かりやすく伝えるように作った」と話した。

　県警は県内各署でクロスボウを無償回収している。保安課によると、７月１５日までに３３２丁を回収した。　（鈴木凜平）

（2022年8月28日　中日新聞朝刊県内版より）