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お知らせ 2022.06.03

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多治見西高等学校

自転車乗車時はヘルメット忘れずに 多治見西高で着用推進リーダー任命式

山下課長(左)から任命状を受け取る生徒=多治見市明和町の多治見西高で

山下課長(左)から任命状を受け取る生徒=多治見市明和町の多治見西高で

 自転車乗車時のヘルメット着用の努力義務化を定めた条例が10月から全面施行されるのを前に、県は県内の高校11校の290人を「ヘルメット着用推進リーダー」に任命している。1日には、多治見市明和町の多治見西高校で1~3年の有志生徒20人への任命式があった。

 推進リーダーは、通学時などの自転車に乗る際に率先してヘルメットを着けたり、他の生徒に着用を呼び掛けたりする役割を担う。

 来校した山下靖代・県民生活課長は「自分の身を守るためにヘルメットをかぶって当たり前と思って生活してほしい」と話し、任命状を手渡した。任命を受けた自転車通学の3年生徒(17)は「車とすれすれになる通学路や、スピードを出し過ぎたときに危険を感じることがあった。自分たちが身に着けることで周りに広めていきたい」と話した。

 山下課長によると、県内で自転車が絡む事故が起きたときの調査で、ヘルメットの非着用率は98%に上る。条例の周知に向け、「自転車に乗る機会が多い高校生に推進リーダーを担ってもらうことで他の世代にも広めていければ」と山下課長は狙いを語った。

 任命した生徒にはヘルメットも配布した。東濃圏域では、ほかに土岐商業高校の一部の生徒も推進リーダーに任命されている。(脇阪憲)

(2022年6月3日 中日新聞朝刊東濃版より)

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