お知らせ 2022.05.19
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進路、復興事業への思い語る 聖マリア女学院高 東大名誉教授神田さん
女子高校生のキャリアアップをテーマにした講演会が18日、岐阜市福富の聖マリア女学院高校であり、北方町出身の神田順東京大名誉教授(74)が、進路を決める上での自身の体験や、現在も東日本大震災の復興事業に携わる思いなどを語った。
神田名誉教授は建築構造学が専門。4歳まで岐阜で育ち、父の仕事で東京に移った。中学受験に失敗したことや、2019年に大田区長選に立候補して落選したことにも触れ、「失敗しても、そこまでのプロセスが次の自分に役立っている」と語った。
東大教授時代、東日本大震災の被害調査を機に、岩手県釜石市唐丹町の復興事業に携わった。退官後は現地で会社を起こして、自治体にまちづくりの提案をしている。「人とふれあい、その社会の一員に思えることが原動力」と述べた。
講演は女性奉仕団体の国際ソロプチミスト岐阜が企画。1年生の89人が聞き入り、生徒は謝辞で「一つのきっかけで夢を見つけられると思えた。高校生のうちにいろんなことに耳を傾けたい」と話した。(安福晋一郎)
(2022年5月19日 中日新聞朝刊岐阜近郊版より)
神田名誉教授は建築構造学が専門。4歳まで岐阜で育ち、父の仕事で東京に移った。中学受験に失敗したことや、2019年に大田区長選に立候補して落選したことにも触れ、「失敗しても、そこまでのプロセスが次の自分に役立っている」と語った。
東大教授時代、東日本大震災の被害調査を機に、岩手県釜石市唐丹町の復興事業に携わった。退官後は現地で会社を起こして、自治体にまちづくりの提案をしている。「人とふれあい、その社会の一員に思えることが原動力」と述べた。
講演は女性奉仕団体の国際ソロプチミスト岐阜が企画。1年生の89人が聞き入り、生徒は謝辞で「一つのきっかけで夢を見つけられると思えた。高校生のうちにいろんなことに耳を傾けたい」と話した。(安福晋一郎)
(2022年5月19日 中日新聞朝刊岐阜近郊版より)