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お知らせ 2022.04.13

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39人入学 決意新たに 英心高桔梗が丘校が開校

39人の生徒が入学した開校・入学式=名張市桔梗が丘1の英心高桔梗が丘校で

39人の生徒が入学した開校・入学式=名張市桔梗が丘1の英心高桔梗が丘校で

 学校法人八木学園が運営する通信制の英心高校(伊勢市)の分校「桔梗が丘校」が9日、名張市立桔梗が丘中学校の旧校舎(同市桔梗が丘1)を再活用し、開校した。名張、伊賀両市の1~3年生計39人が入学・編入し、開校式と入学式が開かれた。

 桔梗が丘中は2020年、桔梗が丘7の旧名張桔梗丘高校跡地に移転。市は旧校舎について、無償貸し付けで再活用する事業者を公募し、昨年5月に八木学園に決まった。同6月に基本協定、12月に使用貸借契約を締結。今年2月には、市と学園、地元の桔梗が丘自治連合協議会が、地域住民の施設利用や災害時の避難場所としての活用にも合意し、協定を結んだ。

 桔梗が丘校には15~22歳の1年生28人、2年生7人、3年生4人が入学。2、3年生にはこれまで伊勢の本校に往復2時間超をかけて通学していた生徒や、伊賀地域の他校の生徒も編入した。

 対面授業と学習アプリを使った自宅学習を併用するカリキュラムを組み、生徒は火、木曜の週2日通学し午後1時半から5時まで授業を受ける。月に1度、地域との交流や遠足などの特別活動をする。

 開校式は生徒や保護者、関係者ら約100人が出席。亀井利克市長が「実績ある八木学園から願ってもない応募を頂いた。個性に応じた多様な学びに対応してほしい」と述べた。

 入学式も開かれ、長田朗校長は「皆さんは真っ白な気持ちで勉強するぞ、自分づくりをするぞ、という思いを持っている。我々はわくわくする、通いたくなる学校を一丸となってつくる」と語った。(岡屋京佑)

(2022年4月13日 中日新聞朝刊伊賀版より)

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