昨年１２月の全国高校バスケットボール選手権大会（ウインターカップ）女子で優勝した桜花学園（名古屋市昭和区）の朝比奈主将や井上真一監督らが８日、県公館を訪れ、大村秀章知事に試合結果を報告した。

　決勝戦では、大型の留学生を擁する京都精華学園（京都）に４点差で競り勝ち、３年連続２４回目の優勝をつかんだ。朝比奈主将は「たくさん練習してきた留学生への対応を、コート上で体現できた」と充実感をにじませ、３点シュートなどで勝利に貢献した平下選手は「３年間で学んだ全てを出そうと思った」と振り返った。

　同大会で７０回目の全国大会優勝を果たした井上監督も「レベルの高い留学生が相手で、最後の最後まで苦しい試合だった」と話した。大村知事は井上監督に「１００回の優勝を目指してください」とエールを送り、朝比奈主将らに「次のステージでも実力を伸ばし、大いに活躍してほしい」と期待を伝えた。　（伊藤隆平）

（2022年2月9日　中日新聞朝刊県内総合版より）

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