３月に栃木県で開催される全国高校選抜卓球大会に出場する長久手市の栄徳高校卓球部の３人が市役所を訪れ、吉田一平市長に意気込みを語った。

　訪問したのは２年生の中島さん（１７）、柳本さん（１７）、加藤さん（１７）。昨年１２月に静岡県三島市で開催された東海大会の男子学校対抗の部で４位に入り、全国大会出場を決めた。３人とも、高校入学前は目立った選手ではなかったという。主将の中島さんは「全員が足を動かす卓球を意識して、実力を伸ばすことができた。全国では一球一球を大切に挑む」と話す。

　全国で勝てば創部初の快挙。柳本さんは「いっそう練習に励みます」、加藤さんも「集中してチームに貢献したい」と力強く市長に誓った。吉田市長は「胸を張って戦ってきてください」と送り出した。（加藤慎也）

（2022年2月5日　中日新聞朝刊なごや東版より）

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