愛産大三河高校（岡崎市）出身のお笑い芸人「ジャングルポケット」太田博久さん（３７）と、インドネシアのジャカルタ日本人学校中学部３年の生徒２２人が２１日、オンラインで交流した。

■愛産大三河高が仲介し実現

　日本人学校の安原健児教諭は今年３月まで安城市安城西中学校に勤務しており、進路指導でつながりのあった愛産大三河高校の仲介で実現した。コロナ禍で制約された日常を過ごす生徒が、少しでも笑顔になれるきっかけにしてもらえればと企画した。

　東京都内から参加した太田さんは、モノマネや一発ギャグなどで生徒と５番勝負をしたり、生徒が考えたネタを一緒にコントで演じたりした。「自分に自信を持つにはどうしたらいいか」という生徒からの質問に、太田さんは「人と比べないこと、自分の中で目標を立てて、達成することで自信につながる」と語った。

　会には愛産大三河高校の竹治玄造教頭と、柔道部監督の竹市慈俊教諭も参加した。太田さんは高校時代、柔道部に所属し、県大会個人戦で優勝するほどの実力だったという。

（2021年9月28日　中日新聞朝刊西三河総合版より）