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お知らせ 2021.08.19

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高山西高等学校

ワープロ競技 団体2連覇 全国大会で高山西高・情報ビジネス部

団体2連覇を達成した情報ビジネス部の部員たち=高山市下林町の高山西高で

団体2連覇を達成した情報ビジネス部の部員たち=高山市下林町の高山西高で

 高山西高校(高山市)の情報ビジネス部が、今月6日に名古屋市で開催された「全国パソコン技能競技大会」の日本語ワープロ競技で団体優勝し、連覇を成し遂げた。(加藤佑紀乃)

■1日7時間猛特訓 個人も杉山さん優勝、武田さん小坂さん3位

 大会は、日本情報処理検定協会が主催。日本語ワープロ競技は、資料を基に、文書作成ソフトで表や地図を含む文書を20分以内に作成し、速さや正確さを競う種目で、全国から14校の81人が出場した。団体戦は、各校の上位3人の合計得点で順位が決まる。

 同部は、個人でも杉山さん(17)=3年=が優勝。部長の武田さん(18)=同=と、小坂さん(18)=同=も3位に入賞し、好成績を収めた。

 部員たちは大会前、団体連覇を目指して、放課後に約2時間パソコンに向き合い、予想問題などを練習。大会直前には、学校で1日7時間の猛練習に取り組んだ。帰宅後には、ビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」をつないで一緒に問題を解き、意見を交換して作戦も練った。

 部長の武田さんは「チームのみんなが、『去年の優勝を幻と思わせてはいけない』という気持ちを持っていた」と振り返る。個人優勝もした杉本さんは、全国大会で優勝した他の部活の友人や、東京五輪で活躍した選手の姿にも鼓舞されたといい、「名前を呼ばれて、とにかくびっくりした」と喜んだ。

 3年生は今大会で引退する。団体戦に出場した2年の沖田さん(17)は「自分たちも、大会三連覇を目指して頑張っていきたい」と意気込んだ。

(2021年8月19日 中日新聞朝刊飛騨総合版より)
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