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お知らせ 2021.04.28

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おせち作りへ 料理の意味学ぶ 一宮・修文女子高 名鉄グランドホテル 副総料理長が特別授業

おせち料理の歴史や特徴について話す名鉄グランドホテルの服部副総料理長=一宮市日光町の修文女子高で

おせち料理の歴史や特徴について話す名鉄グランドホテルの服部副総料理長=一宮市日光町の修文女子高で

 名鉄グランドホテル(名古屋市)の服部信二副総料理長(54)が、一宮市の修文女子高を訪れ、おせち料理について特別授業を開いた。ホテルと同校食物調理科が協力して取り組むおせち作りに向け、生徒たちが説明を聞いた。 (下條大樹)

 ホテルや学校と取引する旅行業「東武トップツアーズ名古屋支店」(名古屋市)が企画し、23日に実施した。おせち作りは昨年から始まり、2年目。共同で料理を決め、オリジナル商品を販売する。前回は県産食材を使い、注文者からは「かわいい」などと好評だった。

 この日は1~3年生計約180人が参加。服部さんは、おせち料理が「幸を重ねる」意味で重箱に盛られることや種類を説明。濃い味で日持ちする料理が適していることなどを話した。

 今後、生徒らが提案した料理の中からホテル側が選定。服部さんと一緒に調理することを検討している。重箱や風呂敷のデザインを決め、7月に完成させる。9月からインターネット予約を受け付ける予定。

 いずれも3年の冨田さん(17)は「おせちにたくさんの決まり事があることを知った」。小野さん(17)は「料理が選ばれるように頑張りたい」と話した。

(2021年4月28日 中日新聞朝刊尾張総合版より)

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