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高校野球 スポーツ  2020.07.19

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愛知啓成高等学校

高校野球 夏季大会2020 監督の言葉で不調脱す 愛知啓成・高橋選手

試合後に涙する愛知啓成のナインと中村監督(手前)=小牧市民球場で

試合後に涙する愛知啓成のナインと中村監督(手前)=小牧市民球場で

 夏季県高校野球大会第5日となる18日、県内6球場で2回戦14試合、3回戦1試合があった。昨夏の県王者、誉が初戦で強豪の愛知啓成に勝利。安城が西尾東との延長12回タイブレークを制した。19日は30試合を予定している。雨天順延が相次いでいるため、主催する県高野連は、準決勝を8月2日、決勝を8日に変更した。

 「思い切りいけた。(監督には)感謝しかない」。4打数3安打の活躍を見せた愛知啓成の高橋蓮選手(3年)は、涙を拭いて試合を振り返った。

 1カ月前から続くスランプは、試合前日に中村好治監督の言葉で吹き飛んだ。「打てなかったら俺が悪い。思い切っていけ」。2014年夏の甲子園で三重県の三重高を準優勝に導いた中村監督は2年前の就任以来、対話を重視してきた。

 全力を出し切る高橋選手を見て、中村監督は手応えを口にした。「底力が上がってきた。3年以内に甲子園を目指せる」

▽小牧市民球場
▽二回戦
誉030000010―4
愛知啓成001000000―1
(誉)手塚、中村-太田
(愛)大溝、浅芽、山本、杉浦-迫

(2020年7月19日 中日新聞朝刊県内版より)

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