東海地方の財界人でつくる親睦団体「丸八会」は１５日、名古屋市内のホテルで例会を開き、東邦高校硬式野球部と中京学院大中京高校軟式野球部を顕彰した。

　東邦は、平成最後だった今春の選抜高校野球大会で優勝。中京院中京は８月の全国高校軟式野球選手権大会で３連覇した。丸八会の松本圭一会長（ガード・リサーチ会長）が、両校の校長に金一封と表彰状を贈った。

　東邦の森田泰弘監督（６０）は「賞を励みに高校野球を通して人間形成を行い、社会のトップリーダーとなる人材を育成する」とあいさつ。石川昂弥前主将（３年）は「全国優勝の経験を今後に生かしたい」と話した。

　中京院中京の平中亮太監督（３８）は「日本一を目指す生徒らと今後も頑張る」、村瀬仁紀前主将（３年）は「プレッシャーに負けない練習を積み重ね、優勝できた」と語った。

（2019年10月17日　中日新聞朝刊県内総合版より）