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お知らせ 2019.10.18

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全国V高校生が豊橋まつりに花 藤ノ花女子高・見る人を笑顔に 桜丘高・踊る楽しさ伝える

「見ているお客さんも笑顔に」と意気込む藤ノ花女子高マーチングバンド部員たち=豊橋市の豊橋創造大で

「見ているお客さんも笑顔に」と意気込む藤ノ花女子高マーチングバンド部員たち=豊橋市の豊橋創造大で

 豊橋市の藤ノ花女子高マーチングバンド部と桜丘高ダンス部が今年、全国大会でそれぞれ優勝を果たした。毎日のように厳しい練習を繰り返し、ともに2年ぶりに栄冠をつかんだ。両部は、19日に開幕する「第65回ええじゃないか豊橋まつり」のオープニングイベントに出演。大会で審査員や観客たちを魅了した演技を披露し、まつりの始まりに花を添える。(酒井博章)

 藤ノ花女子高マーチングバンド部は8月中旬に大阪であった「全国高校ダンスドリル選手権大会2019」のトールフラッグ部門に出場した。2、3年生の12人が長さ1.8メートルの大きな旗を持って演技。振り付けや演技の正確性などを競い、昨年2位だった雪辱を果たした。

 豊橋まつりでは、全国優勝した「カラーガード」のメンバーだけでなく、管楽器グループや打楽器グループを加えた総勢65人で出演。サザンオールスターズの「勝手にシンドバッド」や、DA PUMPの「U.S.A.」など、さまざまな年代のヒット曲とともに踊りを披露する。

 カラーガードセクションでリーダーを務める3年の女子生徒(18)は「見ているお客さんが笑顔になれるすてきなステージにしたい」と意気込む。

 桜丘高ダンス部は、9月に北九州市で開かれた全日本高校チームダンス選手権大会で頂点に立った。有名ダンサーが審査員を務める中、部内オーディションで選ばれたメンバーが躍動。9人の小編成では1位、18人の大編成でも2位と好成績を残し、総合優勝(文部科学大臣賞)に輝いた。

 部は棚橋大介教諭(37)が2006年に立ち上げた。ジャズやヒップホップなどさまざまな外部コーチを招いて、部員の実力を磨いた。全国大会は初出場の10年以降も毎年連続して出場し、今ではダンス部を目的に進学する生徒もいるほど、名実とも強豪校の仲間入りを果たした。

 まつり当日は男女の部員約80人が30分のステージイベントを繰り広げる。キャプテンを務める3年の女子生徒(17)は「ひりつくような勝負の大会と違って、イベントは楽しさ重視。踊る楽しさを見ている人に伝えたい」と話した。

(2019年10月18日 中日新聞朝刊東三河版より)

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